LDLコレステロール値が高いとがんに影響?

LDLコレステロール値が高いと危険視されているのが、動脈硬化。動脈硬化は心筋梗塞や脳卒中などの引き金になることが多く、危険因子として防ごうとする動きが強いのです。

 

しかし、最近では、LDLコレステロール値の高さが他の病気にも悪影響を与えるという研究結果が発表されていますここでは、LDLコレステロール値とがんとの関係についてお話しましょう。

 

LDLコレステロール値が高いと乳がんの進行が加速

 

アメリカの研究で、LDLコレステロール値が高い人に乳がんの進行の速さが見られるという結果が出たと発表されています。

 

コレステロールが増え過ぎると、女性ホルモンの分泌量が増加するのが原因だといわれています。女性ホルモンのエストロゲンには、コレステロールを代謝する働きがあります。

 

そのため、女性ホルモンが急激に減少し始める更年期には、女性のコレステロールが増加する傾向にあり、太りやすく痩せにくくなるのです。

 

エストロゲンは、コレステロールを代謝するときに27HCという成分を生成します。27HCはエストロゲンによく似た働きを持っており、エストロゲン同様に増え過ぎるとがんの成長を促してしまうわけです。

 

適度なコレステロールの摂取と減少を

 

コレステロールは適度な量は必要ですが、増え過ぎると健康に支障を与える成分です。そのため、こまめに体の状態を把握して管理をすることが大切です。

 

現代人の食事にはコレステロールの摂取過多につながる食品が多いため、コレステロールの摂取を減らしつつ、体内からもコレステロールの減少を目指す必要がありそうです。

 

といっても、コレステロールを減らし過ぎるのもよくありません。適度な量を保つには、基準値を参考にするとよいでしょう。

 

食事や運動がLDLコレステロールの減少に効果的ですが、なかなか食事と運動での対策は難しいという場合はサプリメントの利用が便利です。

 

動脈硬化のリスクと共に乳がんの危険性まで抱えてしまわないよう、LDLコレステロール値を下げるように心がけましょう。