食物繊維がLDLコレステロール値を下げる仕組み

食物繊維は、現代人に不足しがちな成分といわれています。そのため、厚生労働省が一日350mgの野菜をとることで食物繊維を補給しようと推奨しています。

 

食物繊維には、LDLコレステロール値を下げる働きがあります。そこでここでは、食物繊維がLDLコレステロール値を下げる仕組みについてお話しましょう。

 

食物繊維はコレステロールの吸収を妨げる

 

実は、食物繊維には既にあるコレステロールを減らす作用は期待できません。しかし、嬉しいことに、食事でとろうとするコレステロールの吸収を妨げる働きがあるのです。

 

現代人の食環境には、コレステロールを含む食品が実にたくさんあります。卵類もコレステロールを多く含んでいますし、うなぎやレバー、フォアグラ、あん肝、生クリーム、バター、チーズなどの乳製品にもコレステロールが含まれています。

 

こうしたコレステロールが多い食品が日常的に食卓に上るようになった現代では、コレステロールを含まない食品を食べるようにするのが困難です。

 

気を遣うあまり、食事にストレスを感じるようにもなりかねません。そこで、コレステロールの吸収を妨げてくれる食物繊維が便利になってくるのです。

 

コレステロールの吸収が減れば体内のコレステロールが使われる

 

食事でとったコレステロールが吸収されにくくなれば、生命活動に必要なコレステロールは体内の余分なものから使われていくことになります。

 

すると、意識してコレステロールを減らそうとしなくても、自然とコレステロールが減っていくことになります。食物繊維には2種類あり、LDLコレステロール値を下げるために役立つのは水溶性食物繊維です。

 

食品でいえば、にんにくやアボカド、オクラ、枝豆、モロヘイヤ、明日葉、りんご、みかん、さつまいも、キャベツ、エシャロット、ごぼう、納豆などに含まれており、積極的に献立に取り入れたいところです。