現代人のLDLコレステロール値はなぜ高い傾向にあるのか

コレステロールは、脂質の一種とはいえ健康に生きていくためには不可欠な成分です。というのも、コレステロールにはホルモンの生成を促したり細胞膜を作る働きがあるため。

 

脂肪の消化を助ける役割も果たし、全くなくなっては困る脂質なのです。しかし、現代ではコレステロール値の高さが問題視されることが増えています。

 

なぜなら、現代人のコレステロール値は過剰な傾向があるからです。ここでは、なぜ現代人のLDLコレステロール値が高くなってしまったのかについてお話します。

 

体内で合成され、食品からも摂取

 

コレステロールは体に必須の成分のため、体内でも合成されています。人の体に含まれるコレステロールのうち、3分の2は体内で合成されたものだとされています。残りの3分の1はといえば、食品から摂取したコレステロール。

 

全体で体に必要なコレステロールの量は1、000〜1、500mgだといいますが、これを上回るほどになるまでコレステロールを含む食品をとっていれば、コレステロール過多になるのも不思議ではありません。

 

食にあふれている現代

 

生活するうえで、食べることを楽しみに生きている人は多いでしょう。だからこそ、巷では食べているものを写真で紹介するインスタグラムやグルメサイトなどが大流行しています。

 

個人差もあるとはいえ、世の中には食べ物があふれかえっているのが現状。そんな中、栄養のバランスに気を配って食事をしていても、うっかりするとLDLコレステロールが増えてしまうことがあるのは、コレステロールを多く含む食品がたくさん流通しているからです。

 

卵やうなぎ、フォアグラなど、かつては高級とされてきた食品を安く提供するお店も増えてきました。

 

たまに食べる程度なら心配ありませんが、定期的にコレステロールを多く含む食品を食べていればLDLコレステロール値が上がってしまうのも時間の問題です。

 

日常的に食べる食品が欧米化してきたのも、日本人のLDLコレステロール値が高くなってきた原因の一つです。